ぼくは、朝の連ドラをみてから事務所に行きます。
主人公(悩める“へたれ”な女の子)が落語家を目指す物語。
今は、内弟子の修行中。
内弟子って、掃除、洗濯、料理などの家事が主な修行。
落語ができない不満を主人公が兄弟子にぶつけたとこ、兄弟子の言葉が響きました。
「落語がやりたいのか、落語家になりたいのか」
とても深い言葉。
以前、ワークショップで知り合った施主でもあり、職人でもある方からいわれたことを思い出しました。
ぼくが沖縄の現場の手伝いに旅立つとき、
「現場に行ってもなにもできねーんだから、とにかく掃除しろ。
掃除して覚えてこい」
っていわれました。
沖縄の現場では、さまざまな職人さんが工期に追われながらピリピリムード。
学生だったぼくは、はじめは怖じけついてましたが、言葉を思い出して掃除。
そうすると職人さんの方からから声をかけてくれました。職人さんは内地から変なヤツがきたかと思ったと思います。
“掃除”をきっかけに、沖縄ではいい経験ができました。
兄弟子の言葉、改めて自分はまだまだだな〜っと感じました。
まだまだだね