すごいタイトルをつけましたが、このタイトルは本のタイトルです。
今日、事務所に届いた本です。
「南洋堂」という建築専門の本屋から送ってもらいました。
その本とは、藤森照信氏の建築作品集です。
藤森さんは、建築史家で東大の教授というお方。
そんな藤森さんの設計した建物は、僕は好きです。
手垢が残ると言い方は失礼かもしれませんが、形跡がある。
デザインにしろ、材料にしろ、こだわりがあります。
大学1年生のころ、日本史の授業で教授に言われたことがあります。
「日本で建築をするのなら、日本の歴史を知らなければいけない」
僕はもっともだと思い、寺社仏閣に観に行ったり、日本の建築史を学びました。
この教授の研究室にはいり、「土蔵」の論文を書いて卒業しました。
日本の歴史を知るということは、建築に対して一つの武器なると思います。
藤森さんは、建築史の専門家です。
日本だけでなく、世界の歴史も専門ですから、ものすごい武器だと思います。
いろんなものを観ている、知識がある分、いい建築につながっていくと。
じっくり読んで、まねぼうと思います。
いや〜、負けてられないですね〜