参加している山梨の建築若手のグループ「担い手委員会」の報告会へ、
7日、東京に行ってきました。
年度を通して、『県産材を知り、製材による架構を学んだ人材づくり』をテーマに活動してきました。
9月から月一程度に講義を行い、50名を超える参加者。
個々のレベルはあるものの、脱落者がほとんどなく、クリアしました。
その内容を報告。
報告自体は一定の評価を頂きましたが、継続する課題も見えてきました。
今年度採択された他の団体の実績発表もあり、意見交換も。
まだまだ底上げの必要を感じつつも、来年度への体制づくりも急務です。
また、2月26日は、担い手が中心となって、山梨建築セミナー「住宅から公共建築物へ 地域の木材と技術を活かしてつくる木造建築物」を開催。
東京大学 名誉教授 坂本功 先生、京都大学生存圏研修所 教授 五十田博 先生、山辺構造設計事務所 代表 山辺豊彦 先生、現代計画研究所 代表取締役 加来照彦先生、日本の木造建築における素晴らしい先生方に講演とディスカッションを。
運営ではありましたが、とても勉強になったセミナーでした。
だんだんと山梨でも、独自の講演会・勉強会ができるようになってきたかと思います。
山梨では、大学に建築学科がなく、大学で建築を学ぶには県外にでるしかない。
Uターン組は少なく、人材不足は大きな問題です。
それに加え、建築的な文化レベルの差はあきらかに感じます。
若手がドンドン盛り上げ、山梨に刺激を与えるよう、
ガンガン動こうと思います!