快晴の日曜、何年振りかの舞鶴城公園へ。
8日から「昔覚ゆる甲府城展-築城技術と甲州大工文化」が鶴城公園稲荷櫓ではじまり、大工道具を見に。
駅近くの駐輪所に自転車を置き、その位置から一番近い山手門から見学。
せっかくなので、大工道具だけでなく復元された門、櫓も見ようと思って。
山手渡櫓門をゆっくり見てみるといい木材をふんだんに使っている。
各櫓とも木材はいいですね、ただ櫓ごとに仕上のグレードが違うのが気になりましたが。
大工道具はけっして多いとはいえませんが、実際にさわることができたのはよかったです。
今はほとんど使用しない道具、槍鉋(やりかんな)、釿(ちょうな)もありました。
「下山大工」の建築技術が書かれた書物もあり、
書かれた図とその線はとても迫力が・・・見入ってしまいました。
帰り山手渡櫓門の管理人さんから「藤村記念館によって花岡先生に会っていきなさい」と。
「花岡先生は、都市計画を専門にしており、甲府の街について知るべきだよ」とも。
実際にお会いして、甲府の街について話をさせていただきました。
明治からの甲府の街について、とても実のある話ができました。
甲府にいて知らないことが多いと痛感!
都市、まちづくりにとって大事な歴史だと思います。
勉強になりました。
それに、藤村記念館の“まちかどの近代建築写真展”もよかった。
日本各地で擬洋風建築があって、まだ残っている。
大事な文化財だと思います。
自分の足で行き、肌で感じ、いろんな出会を楽しむ。
そんな一日でした。

大水害の復興の際、明治天皇が国有林を大量に貸与してくれたことに感謝し建てられた謝恩碑。
伊東忠太と大江新太郎の設計。