リフォームの現場に住み込みながらの作業は大変。
解体からはじまり、下地、枠、仕上と進めて行くのですが、
作業に合わせて、その都度、材料を移動し、家具も移動します。
作業スペースを確保しての作業。
いろんなところに気配りとやさしさが必要です。
それに、現場泊なのでキッチンスペースの確保が大切。
自炊に必要な道具をお借りしているので、スペースさえあればなんとか。
10月の下旬から洗面所にキッチンスペースを設けました。
シンクはないので、浴室に小さな流しを設置し、
洗面所+キッチン+浴室という新しいスタイルに挑戦。
以外とこじんまりと納まった空間、使い勝手が以外といい。
だけど、冷蔵庫はそのままの場所だったので使う度に取りに行かなくてはならず不便でした。
昨日のこと、キッチンにシステムキッチンが入りました。
施主(建築家でもある)の御厚意で使わしていただけることに!
ガスは使えなくとも(まだ接続してないので)シンクと台が使えることのありがたさ。
洗面所からキッチンへ道具を移動させ、手の届くところで扱えるうれしさ。
大変、勉強になりました。
キッチンは、女性の聖域と呼ばれる程とても繊細です。
設計するにあたり、男である自分は一番緊張するといってもいいぐらい難しい。
でも、自分がキッチンに立って料理することで
「ドコに何を置くと使いやすい」
「ここに棚がほしい」
などなど、要望がでてきます。
社会人になって料理する機会が増えましたが、
今回、このような経験ができ、
改めてキッチンのよさを感じ、難しさを感じました。
使い勝ってはその人によって全然違いますが、
今後、設計するにあたり自分が経験したことを活かしたいと思います。