先週の金曜日、「久我山の家」の仕上げに使う和紙をつくりに八王子へ。
メンバーは、施主さん、ぼくら設計者、現場監督の4名。
以前、見学した和紙工場で和紙すき(http://endoyorozu.exblog.jp/11574664)
仕上げに使う和紙は、130枚。
その内30枚をつくらせていただきました。
さて、和紙といっても竹紙。
一年間寝かした竹を繊維状したものと楮を水と混ぜ合わせ、攪拌。
原料ができたとこで、のりを混ぜて竹紙をすく材料に。
材料80ℓ(1タル)に対して10枚の竹紙になります。
竹紙は、和紙とくらべてとても厚い紙。
和紙をすくなら何回もバシャバシャとするのではと思いますが、
厚いため波を返すのは5〜6回程度。
4人とも一通りの工程をさせてもらい、竹紙30枚を製作。
あとは、竹紙の乾燥です。
温熱の乾燥機に竹紙をはり付けて、30分ほどで完成!!
(温度や湿度、天候によって調整するとのこと)
施主さんと一緒に材料をつくる。
いや〜いい経験になりました〜
風合いもよく、土壁と並ぶ双璧はいい仕上げになりそうですよー